すの担の新規の境目と古参の境目はどこにある?(前編)

オタクの間でよく使われている「古参」と「新規」の言葉ですが定義はありません。

Snow Manのファンは何年までのファンを古参と呼ぶ?何年以降になったファンを新規と呼ぶ?担当やファン歴によってその感覚はどう変わる?

そういう質問に応えるための簡単アンケートを作りました。

2023/5/6~2023/5/16の間に回答を募集して回答数が1320でした。

思っていたよりたくさんの人に拡散と回答をしていただいて本当にありがとうございました!

ただの趣味で作ったアンケートですがオタクが気になる話題だったようですね(笑)

 

アンケート概要:

- 何年以前にファンになった人を古参と呼びますか?

- 何年以降にファンになった人を新規と呼びますか?

- 補足情報があればなんでも教えてください(自由回答)

- あなたがファンになった年を選んでください

- あなたの担当を選んでください

 

 

回答者の特徴

  • ファン歴

このアンケートに回答した方のファンになった年の集計はこちらです:

数を合わせるのではなくSnow Manの歴史を考慮して私の独断で年数のグループを作りました。母数があまりにも多かったのでこのグラフでは2019と2020を別々にしましたがこのあとの集計では2019~2020と合わせました。

2004~2008と2009~2011のグループの母数がほかと比べてかなり少ないですが今のSnow Manのファン層を考えても仕方のないことだと思います。

 

  • 担当

このアンケートに回答した方の担当の集計はこちらです:

 

3人が6人より母数少なくて、これは今のファン層を表してると言えるわけでもないので、このあとの担当に関する集計では3人について母数が少なかったことも考慮してお読みください。

 

古参の境目

  • 全体

まずは全体的に何年以前の人を古参と呼ばれるのか。

一番票数が多かった10こまでグラフにまとめました。

古参に関してはかなりバラけていて、圧倒的1位の2018年でも26%です。その次が2012年、2019年。

2018年が古参として多く選ばれていたのは「増員前」としてだと思われまる。9人ではないSnow Manを見てきた人、Snow Manではなかったころの3人を見てきた人、が古参と認識される。

2012年はSnow Manの結成年として大きな節目。

2019年までのファンが古参と呼ばれる一番の理由は「デビュー前」だと思われる。

古参の節目としてわかりやすい理由がある2018、2012、2019ですね。

でもそれ以外の年もそれなりの票数が入っていて「古参」の感覚に関してはかなり人それぞれ。2017年は「Youtube開設前」、2015年は「すのすと少年たちの前」、2011年は「Snow Man結成の前」といういろいろな節目がある。(詳しくは自由回答の集計で)

 

  • ファン歴による古参の境目

各ファン歴グループごとの票数をグラフにしました。グラフの数が少し多いですが比べると面白いのでお付き合いください。

結構ばらけている。2018と2011が一番多い。2018は「6人時代を見ている」、2011年は「Mis Snow Manを見ている」という理由がありそう。

 

2012年だけ特に多い。Snow Man結成年を古参の節目とする人が多い。でもまだかなりばらけている。また、ほかのグループでは2%以下でしかない2008年はここで9%。Mis Snow Man結成の前を知っていることを古参の条件にする人が多いと思われる。

 

さらに2012年が多い。Snow Manの結成を特に大事にしているグループのようだ。続けて2011、2018。自分はSnow Manという形しか知らないからこそSnow Man結成の前の2011年を知っている人を古参と感じる人が多いのかもしれない。

 

これも圧倒的2012年。ただこのグループから2011年以前への票数がかなり少なくなっていて、2013年以降の票数がわかりやすく増えてる。このグループになるともうSnow Manの前に重きを置く人が少なくなっているよう。

 

圧倒的に2018年。増員後のSnow Manしか知らない人からするとそれまでのSnow Manを見ていれば古参だという認識になる。

2019年も10%以下から急に20%に増えている。ここからデビュー前後を意識する人が多くなっているよう。

一気にSnow Man結成を境目と感じる人が減っている。

 

2018と2019が同等の票数でトップを独占している。デビュー後にファンになった人からしたらデビュー前にファンになってればもう古参というイメージを持ってる人が多い。

なんとか存在感を保てている2012年だが2017年よりも少ない。

 

グラフを続けて見ていくと票数が少しずつ上のほうに集まっていくのを見るのはおもしろい。

どのファン歴でも2018年と2012年が古参の境目として目立っていました。それが全体の結果で1位、2位という上位に繋がりました。一方で2019年を古参の境目として多く上げていたのは2019年以降のファンになった人がメイン。ただ母数も多いため全体の結果で2012に近い3位になりました。

また、気づいている方がいるかもしれないですがどのファン歴でも2004年には1~2%の票数が入っている。ちなみに担当も構わず入っていました。入所当時から見てないと古参と呼べない!と思う人なのかなとも思いましたがこんなに歴担当関係なく入っていると思えば、そもそも「古参」という概念が好きじゃない人がとにかく一番古いほうに入れたという可能性もあるのではないかと思えてきました。

 

  • 担当による古参の境目

担当による違いはあんまり見えなかったのでグラフを割愛します。

オリメン担のTop3は6人とも全体と同じ2018> 2012 > 2019になっています。

向井担 2018 > 2019 > 2012 向井くんが2012年の結成には関わっていない分少し少なくなった可能性あり。

ラウール担 2018> 2019 > 2015 2015年は入所年なのでそこに関係がある可能性あり。個人担で2012がTop3に入っていないのはラウール担のみ。(ちなみに2016と4位対)

目黒担 2019 > 2018 > 2015 = 2012 2019年が1位になっているのは目黒担のみ。2015年は入所でもなく宇宙Six結成でもないので目黒担にとっての2015年のイメージが気になります。

箱推し 2018 > 2019 > 2015 箱推しこそグループ結成を特別に扱うと思えばそうでもないようだ。

改めて3人のファンの回答者が少なめだったのでご参考までに。逆に実際の目黒担の母数がかなり多いと思うのでそれが全体の結果に影響して2019年が1位になる可能性もあったとも思えますね。

 

新規の境目

  • 全体

古参の場合と同じく10位までをグラフにまとめました。

新規の境目のほうが票数が結構かたまっている。

2020年が一番多いのはわかりやすくとにかくデビュー後のファンは新規ということになります。

2019年は2020年に近い票数で2位。増員後のファンは新規というコメントがたくさん入っていました。

大きく空いて3位に入ったのは2022年。作品を境目とする方もいれば(silent、ブラザービートなど)とりあえずファンになって1年も経っていない人が新規という年数で考える人もいる。2021年も同じような感覚。

(詳しくは自由回答の集計で)

 

  • ファン歴による新規の境目

古参の集計と同じく各ファン歴グループでグラフを出します。ただほとんどの回答が2012年以降だったので2011年以前の票数は割愛してます。

圧倒的に多かったのは2019年。増員後のファンは新規。

2021年以降に票がほとんど入っていないということは2008年までにファンになった人からしたら2020年以降のファンはすべて新規である。

 

こちらも2019年が特に多い。やっぱり増員後のファンは新規。2020年以降の票数も少し増えている。全体的に票が入っている。

 

引き続き圧倒的に2019年が多い。増員後のファンは新規。2020年への票数も増えている。デビューを境目にする人が増えている。

 

ついに2020年が2019年と同等の票数になった。2021年以降の票数も増えて、2018年以前のファンを新規と呼ぶ人がかなり減った。

 

ここで2020年が圧倒的な票数になる。デビュー後のファンは新規。2019年はまだ高く残っているが2022年も同じレベルになった。

もう2018年以前のファンを新規と思う人がほとんどいなくなった。

 

このグループでもデビュー後は新規という認識が強い。でも2020年の票数が少し減って2021年以降が増える。

 

古参の集計と同じくグラフを続けて見ると票が少しずつ上に集まっていくのが見える。

2015年までにファンになった人にとっては増員が一番の新規の境目で2019年以降にファンになった人にとってはデビューが特に境目という結果になっている。2015~2018年の間のファンでは同じくらいだったので増員前を知っていれば増員後のファンを新規と思うとは限らないということですね。

 

  • 担当による新規の境目

深澤

2021 12%

2020 32%

2019 33%

 

佐久間

2022 16%

2019 28%

2020 29%

 

渡辺

2022 8%

2019 28%

2020 41%

 

宮舘

2022 11%

2019 27%

2020 45%

 

岩本

2022 10%

2020 32%

2019 35%

 

阿部

2022 11%

2019 31%

2020 31%

 

向井

2022 22%

2019 31%

2020 36%

 

目黒

2021 17%

2022 24%

2020 33%

 

ラウール

2022 10%

2019 37%

2020 37%

 

箱推し

2019 19%

2022 30%

2020 32%

 

ほとんどの場合は2020と2019がツートップで3位が2022または2021。

2019年がTop3に入っていないのは目黒担のみ。ここデビュー後に注目度の高い個人仕事をたくさんもらってその都度ファンもたくさん増えるからこそ新規の認識が最近のほうに集まるのかもしれない。

 

 

というわけで2018年~2020年で新規または古参の境目の認識が集中するという結果になってます。特に新規に関しては明確でしたので、とりあえず2020年以降のファンは大体新規と思われてるということです。

また、担当によって感覚の違いがそこまでないとわかりました。

ただしファン歴によって境目の認識が大きく変わることがわかりました。ファン歴が長い人が話す古参とファン歴が短い人が話す古参が違う可能性が高いです。

 

私の感覚では古参~中堅~新規がいるから「何年以前が古参」「何年以降が新規」とふたつの質問をして、その間が中堅、というつもりで作りました。でもタイトルでも説明文でも「中堅」という言葉も使わなかった。

この結果で思っていたよりも古参と新規だけで考えて、新規ではなくなったら古参になると思っている人が多かったように見えました。

ただこのアンケートのタイトルを「古参と新規の境目はどこにある?」としたので、それが回答を誘導した可能性があるのは反省点ですね。

 

このアンケートでは「Snow Manファン」と大まかに聞いたためどうとらえるのかは回答者それぞれに任せましたが、グループ単位で考えるのかメンバー単位で考えるのかによっては回答が変わるのではないかと思います。私も実際に私が考えるグループの節目と自担の節目が微妙に違ったりします。

その上であとから入った3人は6人とはかなり違う道を歩いてきたわけで、Snow Manというグループの歴史の話をすれば6人の話になります。

「すの担」の新規/古参ではなく「同担」に限定した場合にどう変わるのかおもしろそうですね。母数がさらに必要になると思うので私の力では取れないアンケートです、すみません。

 

 

自由回答のまとめがかなり長くなるので記事を分けることにしました。

自由回答の集計はこちらの記事に続きます:

yothatsright.hatenablog.com